INSTRUMENTATION
ビル内には、空調設備をはじめとする多様な設備機器が設置されています。
機器の運転管理、温湿度や換気の自動制御、それら全てを監視しているのがビルディングオートメーションシステム(Building Automation System、BAS)です。
「BEMS(Building Energy Management System)」は、BASで管理しているデータを利用して、エネルギーの消費量を把握、管理、分析するシステムで地球温暖化防止、省エネルギー、節電など、エネルギーに関わる多様な目標を達成するためには、欠かせないシステムとなっています。
このように建物の利用状況に合わせた運転制御と、無駄なエネルギー損失を削減するために消費電力量の管理を行い、効率的な運用とエネルギーコスト削減を可能にしていきます。
人類が直面している社会課題の1つである、地球の環境問題。
CO₂排出量の増大に伴う地球温暖化による深刻な事態が懸念されている今、世界各国が持続可能な社会の実現に向けて動いています。
持続的な社会の実現に欠かすことのできない、効率的なエネルギーの管理・制御を行うための「エネルギー管理システム」の新技術をさらに高めることで、今後も、脱炭素社会の実現に向けて取組んでまいります。
快適で過ごしやすい空間を管理・制御するために、様々なテクノロジー機器が目に見えない所で駆使され24時間休むことなく作動しています。
機器の一つひとつがそれぞれの役割を果たすことにより、施設やビル環境の安定維持を実現しています。
また、緊急事態にも素早くかつ柔軟性ある対応ができるよう体制を整え、時代が変遷する中でも変わらない安全性と安定した設備システム、包括的なサービスの提供を続けてまいります。
・建物全体の運用管理システム
・各種制御プログラム
・総合管理システム構築
・ビルエネルギー管理システム(BEMS)
・電力デマンド管理
・経験豊富な管理者による施工対応(新築・既設)
・建物に最適な施工設計の策定
・快適性と省エネ性能を両立する施工の実現
・中長期保全計画策定によるシステム長期最適運用の提案
・最適な居住環境、設備運用の構築・提案
・部品供給などの保守LCC対応管理支援
・既存設備機器と制御システムを組み合わせた更新提案
・ビルエネルギー管理データに基づく運用改善を提案
すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する。
空調制御の快適性だけでなくエネルギーのロスをしない制御やシステムの提案・構築を目指す。
強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る。
制御システムを誰にでも扱えるように、よりシンプルにして多様性のある提案ビジネスを展開する。